1. 当弁護団が発足以来、2021年6月17日までの間に、当弁護団にご相談頂いた件数は、延べ69件です。ご相談いただいた件について、被害金額の大半が、数十万円規模のものであり、中には、100万円を超える被害に遭われた方もございます。工事を行った業者についても、一定の業者の名前が挙がってきており、特定のサイトやマグネット広告に誘引されたとみられる事例が大多数に上ります。当弁護団は、そのうち、15件について、受任し、うち、5件について、被害金の全額若しくは大半を回収する旨の示談解決をすることができています。

  2. 当弁護団は、神戸地方裁判所姫路支部において、2021年4月から5月にかけて、公判期日が行われた悪質水道工事被害に関する詐欺、特定商取引法違反の刑事事件をつぶさに傍聴いたしました。その内容は、実に驚くべきもので、安価な工事費で修理できる旨のネット広告等をみて連絡してきた顧客に対して、トイレなどのつまりや蛇口、配管の水漏れなど、水回りの修理に関する専門知識がないのに乗じて、その不安をあおり、していない作業をしたふりをし、不要な工事を必要な工事であると述べて、相場をはるかに超える工事代金を「ぼったくる」という組織的詐欺ともいうべき商法が兵庫県下において、大々的に展開されていることが明らかになりました。

  3. 当弁護団が取材協力させて頂きましたテレビ番組が、2021年4月20日に読売テレビで放映されました。

    当弁護団に関する新聞記事が、2021年6月11日付神戸新聞に掲載されました。

    当弁護団としては、被害回復と今後の被害撲滅のために、マスコミの皆様からの取材には、積極的に協力させていただく所存です。

  4. 当弁護団としては、今後、更なる被害回復を目指して、引き続き活動していく所存ですが、被害を回復し、悪質業者を撲滅するためにも、直近の被害で無くとも、「おかしい」と感じておられる方は、当弁護団までご相談、通報を頂きたくよろしくお願い申し上げます。

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